「金魚のうろこ」
原作:田辺聖子、画:鴨居まさね(敬称略)のコミック。
短編が5つ。
原作と漫画の作者の相性が良いんでしょうか!?
原作は読んでませんが、
田辺聖子作品の かわいげのある男の人 がピッタリ。
第5編「夢笛」
40才前後の男女のユル〜イ距離感が秀逸。
40才前後・独身・キャリアウーマン(死語?)の口癖が、
「−って言うよりも・・・」と、まず 否定 から入るところなんて、 あるある と言いそうになりましたよ。
同級生も「ちゃうねん、ちゃうねん・・・」と枕詞つけてましたね。
その後の話の内容はちがうことないような・・・
人のことばかり言ってられません。
私もよく「いやいや・・・」と枕詞につけるので、昔、ある人に注意されたことがあります。
言われた当時はけっこうショックでした。
今でもうっかりすると言ってしまうので、気をつけてはいるのですが・・・
作中では
「「そうやねぇ・・・けど、こうかもしれないわ」と言わんかい。」
と、同じ40才前後バツ1独身男に言われてますね。
こんなセリフ、カドカドだらけの若い頃に言われても、
「はいそうですか。」な〜んて言うわけないし!(^_^;)
もうひとつ、
「この世の中、いっぺんでも楽しいことが多い方が勝ちやデ。いっぺんでも笑た(わろた)ほうがトクや。」というセリフ。
心にきました。
この言葉、胸において日々を過ごしたいと思いました。
20代の頃にはもうひとつ分からなかった「田辺聖子」を読み直してみました。
手持ちにあったのはコレ↓
まだまだ読んでない田辺作品がたくさん。
オススメはありますか?
2004.7に急拙された中島らも氏。
たくさん出版されている本の中で一番好きです。
読んだのが20代だったので、学生時代に読んでおけばよかったと思いました。
灘中・灘高(関西の超難関進学校)→大阪芸大という履歴の持ち主。
バカらしいけど、あの世代のせつない気持ち、心がきゅーっとなるあの感じが、
関西の阪神間を舞台に描かれています。
おもしろうて、やがて哀しき・・・青春時代 (^^ゞ
他の著書の バカバカしい(^^;)エッセイも好きですけど、
ちょっとウェットな文章もまたよいですね。
あの年頃の私は、自意識が過剰で、自分に自信が無く、いっつも転校生で、容姿もパッとせず。
親はコンプレックスを助長することは言えども、認めてくれることなど無く。
自分がこんなに惨めな気持ちなのは子供だからなんだ。
大人になれば、こんな気持ちから卒業できるはず。
なんて思っていたけれど・・・
もうすぐ40才。そんなに大人でもないですね。
子供が「おかあさん、だいすき」と言ってくれるので、少し自分のことが好きになりました。
親は今でも「そんなの反抗期になったら、憎たらしくなるだけ」と言うはず。
自分の子供には、そんな気持ちで成長して欲しくありません。
自戒をこめて。。。
酔って階段から落ちて頭を打ち、亡くなってしまったらも氏。
酔って水面に映った月をとろうとして、おぼれて亡くなった詩人李白。
自身のエッセイの中の一文のように、いなくなってしまった人。
こういう人を、夫・父にもったらどんな感じなんでしょうか?
おまけ
李白の月
これもおススメです。
前の日記にも書きましたが、前田建設ファンタジー事業部の本がでています。
「マジンガーZ格納庫」に続いて「銀河鉄道999メガロポリス中央ステーション」「グランツーリスモレース場」が計画されているようです。
面白いです。
楽しそうですが、長期間モチベーションを保つのは難しい!?



